19/08/05
プレ10日目
朝起きると霧が立ちこめていた。天気悪いんかーと思ったが二度寝すると晴れていた。北海道の天気は変わりやすいのかな。
この日のトピックとしては、出発してすぐ起きた。
出発してすぐ虫を避けようとしたしんやが落車した。路肩が狭い上に雑草が迫ってきてクラッシュしたそうだ。50期落車王はずっと僕だったがしんやのこの怪我はかなりひどく、函館でも怪我のダメージを引きずっていた。後に秋田でも落車する。合宿運ねえなあ
ルスツからとにかく南へ向かう日だった。洞爺湖の周りは走りやすかったがセコマぐらいしか文化的施設がなかった。澄んだ湖は綺麗だったのに爆音で音楽を流しあっけなく通過した。
この道の駅で昼ごはんを食べるのではなく何キロ先かの食堂を目指した。
しんやはこけたダメージで脳がいっており、榊原が自分のサングラスをかけているのに店の中に探しにいっていた。大爆笑してたのに全く気づかなかった。しんやをいじる風潮はこの日らへんから始まった。
何町か覚えていないが苫小牧から来ていた一回生三人にこの辺で抜かれた。(らしい)
一回生はこの辺のどっかから輪行していた。ねぶたに興味のない僕らはミーハーな祭りを見るのはダセェみたいなことをぬかしていたが、道内でやりたいことがあったかと言われればそんなこともない。
しんやは怪我をしていたが、この頃は児相にこだわりニキだったひかけと僕は自走を決断した。僕たちが決めてしまえば二人がいうのなら仕方ないとついて来てくれるのが彼らである。彼らはどう感じているか分からないが、僕らがかなり無謀なことを言ってもついて来てくれるのでおかげでやりたい放題である。
なんとか日があるうちに長万部に到着した。久しぶりのコンビニはセコマではなくセブイレだったが、文句も言ってられないので入った。長万部はとんでもなく都会かと勝手に思っていたが、なんの変哲もない田舎町だった。特急は止まるし、あの東京理科大がキャンパスを持ってるのに。調べてみたら人口は5000人くらいだった。よく考えたら小樽から函館の手前まで一個も市がない。理科大の人はどこへ行って遊ぶのだろう。
風呂は街の小さな銭湯だったが、貸切だったのでかなり暴れ、ランドリーを回し、アイスを食べると見せかけて椅子を一生陣取っていた。
真っ暗なテン場に行く途中まろが消えるなど(しんやだっけ?)あったが無事に1日を終えた。