19/02/20
五日目
この日の始まりは何がなんだか分からず船を降りた時から始まった。僕らが前日の深夜に乗った八幡浜から別府のフェリーは思ったより早く対岸に着き、そして思ったより早く降りなければならなかった。折り返し便がすぐ出港するので仕方ないが勘弁してくれよおとなった。
それにしても八幡浜は地図で見れば見るほど陸の孤島すぎる。毎度の事だが、ド田舎に行くとそこで中高生をするならここがたまり場で多分原付かバスで通うんやろうなあと考える事がある。
今までに見た、印象に残っている田舎は猿払村、中頓別町とどちらも北海道だがぜひ行って見てほしい。行くのがめちゃめちゃ大変だけど不思議な気持ちになれるのでオススメ。
さっきまで北海道の地図を穴が開くくらい見ていたら北海道の話をしたくなってしまった。
話を戻す。船を降りると大分県の別府に着いていた。高二の修学旅行で長崎と福岡には一応行ったが僕の友達が気づいたら救急車でどこかへ行ってしまったことぐらいしか記憶がない。初九州という事をインスタのストーリーに載せたらちょっとツッコミがきた様な気がする。
テンションが上がる間も無く砂浜で就寝。朝5時に着き2時間半ほど訳も分からず昏睡していた。
しんやとまろがこの日の朝に船で大分市に着くという事で合流しようとしていたが僕たちが爆睡していたため10キロくらい戻る方向に来てくれてしかも起こしてくれた。おかげで朝日とともにドラマチックなスタートになった。
そういえば昨日の晩に風呂に入ってなかったので別府で風呂に入ろうやということになった。駅近の安い風呂屋があるということなので着いて行ったら、浴槽と超簡易的なシャワーしかないタイプの風呂で100円。今まで野沢温泉の外湯以外にこんなスタイルの風呂は経験した事がなかったので、金取るなやとひとりごちていた。湯温もやっぱり激熱。余計に汗をかいた。
風呂を出た後別府の大学にいるこいつらの中学の同級生が来るというので近くのゆめタウンのミスドで彼を待った。彼は花陽推しだと言った。お前もか。
彼と大分駅まで一緒に行ったのだが、がぬーのいいロードに乗っていたので僕たちのクロス集団は着いて行くのに必死だった。
そこからはどんどん田舎になっていった覚えがある。何しろ睡眠時間が足りておらず写真もあんまり撮っていない。天一に行ったり、ハリボテの大分城を見たり、しんやが突然消えてパンクしていたりした。
なぜかパッキングの量も多かったしんやのパンク修理も終わり、この日のテン場の佐伯市の弥生まで行った。
今となっては信じられないがプレでしかも日暮れ後に着いたにも関わらず自炊をした。みんなで皿を洗いよく分からない場所に干した。やけに地面がゴツゴツとしたテン場だった気がする。
翌日は朝一本しかない電車で輪行するという事になった。朝一本しかないは流石に話盛っとるなどとほざいていたら
重岡は延岡より手前で僕たちが行かなければならないのは延岡だったので本当に1日に一本だった。
たまげたわ。
寝た。翌日は5時に起きだったのに疲れすぎて全然眠れず満点の星空を見ていた。星座なんも知らんけど。
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昨日はふざけたブログを書いた(剽窃?)があまりにも面白くなかったので消した。誰かユーモアを分けてくれ、