19/04/01
東海道・沼津合宿3日目
朝起きると自分たちが変なところで寝ていたことに気づき、唖然とした。前日までの疲れで世間体を気にすることはなくなっていた。その時は静岡県立大学が今日入学式だったらやばいなーとか言っていたが、冷静に考えると違法性の高いテン場だったと思う。
なんとまさか周辺住民の方がコーンスープをくれた。しかも僕たちが寝ていたので枕元にポットが置いてあった。自分が将来暮らす所はこういったテン場になりそうな公園の近くに住もうと決意した。
朝飯をマクドで済まし、沼津までのラストスパート70キロを走った。どうでもいい話だがなぜか北澤家はマックではなくマクド派だ。
ほとんど無言で東へ東へ進んだ。由比の古い街並を通り抜け、途中のコンビニで新元号のラジオ放送を聞いた。一発ではなんといっているか分からなかったが、コンビニにいたおっさんがれいわ、といっていたような覚えがある。
このころの僕は豊橋の快活でら!さ!の最終話を見たてのほやほやオタクだったので沼津市に入った瞬間、思わずただいまと言いそうになった。
沼津市街に入るとまずファミマに行った。焼き鳥を買うと来店記念の写真を撮ってくれる店で、twitter界隈では様々な意味で有名だった。律儀に焼き鳥以外のものも買い、写真をツイートしてもらった。関学の名前を入れていたのが失敗だったのだが関学の謎のオタクに囲われそうになった。息してっかー?
今はファミマの本部の通告でこのサービスはなくなってしまった。twitterアカウントも削除され、店長も左遷されたようである。儚い。
適当にゆっくりしてまだ日の入りまで時間があったので内浦まで行こうやとなった。中心地からは15キロ程の一本道だった。過去最狭のトンネルがあり、僕とひかけはオルトリーブに聖痕を残した。
お土産屋のおばちゃんに千本浜で寝ると言ったら、あそこだけはやめとけとのことだったのでカラオケで寝ることになった。映画を見てそのテンションのままカラオケに入り、暴れた。酒なしで暴れた中でもなかなかひどいものだった。
今こうして書いてても信じられないが、翌日東京に行き、夜には桑名に戻っている。