19/07/28
二日目
どうでもいいが7月28日は元中日の森野将彦選手の誕生日だった気がする。
札幌を脱出してとりあえず旭川方面に向かう事にした。朝ごはんは噂のセイコーマート100円パスタにした。このパスタ、うますぎる。正確には100なんたら円なのだがそんなことはどうでも良くなるくらいのクオリティだった。これから何個もセコマはあるはずなのに一個食べてからもう一個買って札幌を出た。
札幌のマックスバリュで(モエレ店?変な名前だった)Tシャツにツッコミを入れられた。関学出身の人だったがおじいちゃんはもごもごしていてちょっと何言ってるんか分かりません状態だった。部室棟の内の位置まで書いてある今年の団Tだがよく見ると微妙に住所が違うらしい。
江別に入ったところでサイコンの紐が切れた。皮肉にも江別市まで40000kmと書かれた看板の目の前で不吉な予感がした。
不吉な予感はあたり、この後蜂に刺された。本当はもっとこの部分をもっと引き伸ばして書くべきなのだと思うが、本当に一瞬の出来事でただ蜂に刺されただけなのだ。近所の(豊幌というところだった)セコマで薬局か医者はないか聞いたところ岩見沢に出ないとないということだった。親切な事に氷をいただき、岩見沢へは電車で向かった。
岩見沢についた頃には氷が効いたのか腫れてはいたが痛みは引いていた。お金も勿体無いので昼ごはんを食べた。多分マクドに行った。
この日の道央地方はとにかく暑かった。30度近くあり、蜂に刺された事で頭が変になっていた僕は今日輪行しまくる事を決意した。とにかく進めるところまで行ってめんどくさくなったら電車に乗ろうと思った。岩見沢から豊幌に戻り、そこからひたすら国道12号を旭川方面へ向かった。
深川あたりで疲れがどっときたため、輪行を決意した。旭川行きは1時間に2本くらいあったが暑過ぎて冷房なしのホームで30分も待ちたくなかったためスピード適当輪行をかました。急いで電車に乗ろうとするとめちゃくちゃ人が降りて来たため僕の自転車はうまい具合に電車に収まった。深川で花火大会があるらしい。
旭川に着くとお腹が空いたので松屋に行った。また松屋。買い物公園通というのが旭川の一大繁華街らしく、自転車に乗って通行していたらおまわりさんに笛を吹いて止められた。僕の格好を見てなのかそうする決まりなのかは不明だが学生証の提示を求められ、住所まで聞かれた。北海道は治安がいいってこういう事なのか。
その後ミスドで一息つき、風呂に行こうと思った。旭川でオススメの銭湯を調べると、あのスタルヒンが通ったとされる銭湯が見つかった。スタルヒン球場のスタルヒンである。写真は撮るのを忘れたが確かに歴史を感じる外観だった。8条にあるこの銭湯に僕はかなり多くの忘れ物をした。服一日分一式、モバイルバッテリー、正露丸、ボールペン、携帯工具など、あげだしたらキリがない。どっかいったと思ったものは、だいたいここに忘れてきた事にしている。にしても多すぎる。
18切符は一日2000円以上乗らないと損だという事なので旭川からさらに北に輪行することを決意した。宗谷本線は名寄までいける電車があったのでそれで輪行する事にした。
なかなかの難読地名揃いだった。田舎だな〜真っ暗やな〜と思っていたらなんら街明かりの見える事なく名寄で降ろされた。駅周辺はかろうじて人間の活動が感じられたが、逆に寝られそうなところがなかった。勘弁してくれよとなりながら少し北に走り、名寄川緑地というところまで行った。偶然にも先客がおり、少し身の上話などをしお互いは危険人物でないことを確認し、距離をとって寝た。これまた偶然だが、去年重政さんとひかけがてんばにしたのもここだったようだ。